7月後半から一気に暑くなってきたと思ったら、もう8月です。
エアコンが欠かせない季節となってきました。
早めにエアコンクリーニングしといて良かった・・・
ということで、7月に読んだ本を振り返ってみます。
- 読んだ本一覧
- 宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八
- 小さなダイエットの習慣
- 小さな習慣
- 宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由
- 14歳からの天文学
- ブラヴォー・ツー・ゼロ 孤独の脱出行
- まとめ
読んだ本一覧
- 宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八
- 小さなダイエットの習慣
- 小さな習慣
- 宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由
- 14歳からの天文学
- ブラヴォー・ツー・ゼロ 孤独の脱出行
今月は宇宙関係の本をよく読みましたね。
「宇宙」って聞くと、なんとなくワクワクするものがあります。
やたらと規模がデカいのも間違いなく関係してますね。
「わずか1億km」とか言ってて、「わずか」の使い方オカシイんじゃねーかって思いますw
「わずか」って出てきた後に、まさか「億」なんて単位出されるとは思わねえよ・・・
そんなこんなで、宇宙の本を定期的に読むことになりました。
ちなみに、まだ何冊か積読されてるので、来月もいくつか読みそうです。
あとはダイエット関係ですね。
健康診断の再検査で「脂肪肝」って言われちゃったので、結構焦っていますw
ということで、まずは『小さなダイエットの習慣』という本を手に取りました。
いきなり「毎日1時間のランニング」とか大きなことを言っても、習慣になるどころか1回もやらずに終わるのは火を見るよりも明らかなので、小さなことからやっていこうかと思います。
宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八
まずは、『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』です。
これは、NASAのJPLという機関で火星探査ロボット開発に関わっている著者が書いた本です。
これが普通の知識をまとめた系の本とは異なる、一風変わった内容で非常に心惹かれる1冊でした。
内容的には、「宇宙開発を陰で支えた人たちの歴史」といったところでしょうか。
ジュール・ベルヌの『地球から月へ』という小説に始まり、そこからロケット開発や地球外生命の探査へと続きます。
キーワードは「イマジネーション」。
そのイマジネーションに取り憑かれた人々の歴史が描かれています。
また、地球外文明からのメッセージについて、著者が想像している「銀河インターネット」なるものも、なかなかイマジネーションがほとばしってて面白かったです。
そんなものが実際にあったらいいなあ、と思いながら読んでいました。
宇宙を想うとき、とりあえず手元に置いておきたい1冊です。
小さなダイエットの習慣
ダイエット目的で買った本です。
表紙がほんわかした感じのクマだし、内容もサクッと読める感じかな、と思っていたら裏切られましたw
ガッツリ系のビジネス書でした。
本書には大きく分けて以下の3つのことが書いてありました。
- 小さな習慣とは
- 食事について
- 運動について
本書で一番印象的だったのは、「ダイエットすると太る」ってことですね。
短期間で一気に痩せようとすると、そのダイエットを辞めた瞬間からまた太り始めてしまうとのことです。
だから、長期的に痩せようと思ったら、健康的な生活を習慣化しないといけません。
そして、そのためには「小さな習慣」という方法が有効です。
これは非常にざっくり説明すると、「目標を非常に小さく分割して、そのはじめの1ステップを毎日達成することを目標にする」といったところですね。
例えば、本書では「腕立て伏せを1回する」というような例が挙げられていました。
とりあえず、僕は本書を読んで毎日1回はスクワットをしようと思いました。
今のところ、始めてから2週間ほど継続できてます。
小さな習慣
上記の『小さなダイエットの習慣』の元ネタともいえる本ですね。
こっちの方が、より一般化した内容となっております。
ダイエット以外で何か習慣化したいことがある人には、こちらがおすすめです。
本書では、大事なことは小さな目標を毎日継続することだということを学びました。
何か習慣化したいことがあれば、それを10分もあればできるレベルにまで小さなステップに区切っていって、毎日達成するだけです。
目標を可能な限り小さく区切ることで、モチベーションが上がらないときでも実行できるようになります。
実際、僕も運動の小さな習慣を始めましたが、仕事帰りのやる気ゼロのときでもなんとか達成できています。
以下の記事で、個人的に大事だと感じたポイントをまとめました。
宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由
最初に挙げた『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』と同じ著者が書いた本です。
こちらは『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』とは異なり、著者の個人的な体験とそれに基づく教訓について書かれています。
僕にとって一番衝撃的だったのは、進路について書かれた章ですね。
自分がいかに夢や目標を持たずに、ぼんやり生きてきたかを突き付けられたような気がしました。
たとえばあるとき、就職活動中だった学生と面談をしたことがあった。僕は彼に夢は何かと聞いた。すると彼は「A社に入った場合には僕の夢はこれこれで、B社に入った場合にはこれこれです」と答えた。これには閉口した。つまりは夢を叶えるために就職するのではなく、就職するために夢をこしらえるらしい。
参考:『宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由』
こことか、まさに自分のことを言われているような気がしました。
今まで僕は特に夢について考えたこともなく、就職する段階になって、夢を持つことを半ば強要されるような形ででっち上げました。
いわゆる志望動機ってやつです。
ただ、僕の場合はそれすらも本心ではなく、ただ「生活するために働く」というのを隠すための志望動機でしたね。
また、本書では『ムーミン谷の夏まつり』の「大切なのは、自分のしたことを自分で知ってるってことだよ」という文を引用してましたが、それを使って表現するなら、僕は自分のしたいことを知らないってことだと思います。
僕は何がやりたいんだろうか・・・
14歳からの天文学
分かりやすい宇宙の入門書を探していた時に出会ったのが本書『14歳からの天文学』です。
タイトルにある通り14歳でもわかるように、非常にわかりやすい1冊でした。
また、わかりやすいだけでなく、宇宙について気になる内容をユーモアを交えて面白おかしくかいてくれてたのも良かった点です。
僕は24歳ですが、十分に楽しめましたw
内容は「なぜ空は青いのか」といったことから始まり、太陽系や銀河のこと、そして最後は宇宙に関わることができる仕事の紹介という14歳向けの本らしい内容となっています。
宇宙に関わる仕事というのはなかなか面白い観点ですね。
中学生とか高校生が読むと将来の選択肢が増えていいのではないかな、と思いました。
そして、本書で一番面白いと感じたのは、「星は宇宙の錬金術師」といった表現ですね。
恒星の内部の核融合によって、水素やヘリウムから炭素や酸素が生成されることを指してこう言っているのですが、なかなかカッコいい言い回しだと感心してしまいました。
ブラヴォー・ツー・ゼロ 孤独の脱出行
今月最後の1冊は『ブラヴォー・ツー・ゼロ 孤独の脱出行』という、湾岸戦争のノンフィクションです。
本書の著者は元イギリス陸軍特殊部隊隊員という経歴を持っているのですが、そんな彼がかつて経験した壮絶な脱出行について書かれています。
こんなことが実際にあったとはにわかに信じがたい内容です。
1週間で敵地を徒歩で290kmも移動するという歴史的な成果の裏では、僕のような一般人の想像も及ばないような過酷な事態が起きています。
しかも、そんな事件の原因が些細なミスや不十分な地図のせいなのが、なんとも言えない。
派手な戦闘シーンは控えめですが、戦闘シーン多めのその他の軍事ノンフィクションと比較しても負けず劣らずの凄まじい内容でした。
まとめ
以上が7月に読んだ本です。
8月は仕事の方がちょっとヤバめなので本を読めるかわかりませんが、まあ無理をしない程度に頑張っていこうかと思います。