【感想】『がんばらない練習』自分の「ダメさ」とともに生きていく

がんばることに疲れた。

そんな感覚が、最近非常に強くなってきた気がする。

 

今までの人生を振り返ると、頑張ることを強いられることが多いように思えます。

学生のときはより偏差値の高い学校に行くための勉強をがんばらないといけないし、やっと社会に出たと思っても「成果」を出すためにがんばらないといけない。

そしてその「がんばる」の中では、「自分のダメさ」、「できなさ」といったものを矯正していかないといけません。

 

でも、そろそろそういった生き方に疲れてきました。

僕は今までの人生で大してがんばったことはありませんが、それでもそういった「頑張る」を強いる環境にいると疲れてきます。

自分に合わない環境にいると疲れる。

だるい。

 

そんなとき、本書『がんばらない練習』(pha 著)を見つけました。

本書を読んで、無理して自分のダメなところを無理に叩き潰していかなくてもいいんじゃないか、って少し思えるようになりました。

「できなさ」をがんばって矯正するよりも、「できなさ」とうまく生きていきたい。

自分の「できなさ」とうまく付き合っていく

本書を読んで、自分が今までいかに自分の「できなさ」とうまく付き合ってこなかったかを思い知らされました。

僕は人一倍ダメな部分があるんですけど、そういったダメな部分のことをあまり好きではありませんでした。

はっきり言って嫌いでしたね。

本書を読んだ今でもそういうダメな部分はまだあまり好きになれませんが、「そんなものか」と思えるようになったような気がします。

 

本書のあとがきでは「『できなさ』こそが人生の醍醐味」と書かれていますが、さすがにそこまでの境地にはまだ至れそうにありません。

ただ、「人生の全てが自分の思うように進んだとしたら、何の面白みもないだろう」という言葉には「なるほど」と思いました。

 

例えば、ゲームをしているとそう感じることが多いです。

最近では『エースコンバット7』というゲームが結構面白かったのですが、そこでは「F-22A」っていうメチャクチャ強い戦闘機が出てきます。

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この戦闘機さえあれば、シングルモードの大体は楽に進められます。

でも、獲得して最初は「こいつがあれば楽勝じゃん!」って思ってましたが、実際に使ってみると一気にゲームがつまらなくなりました。

なんでも簡単に進みすぎて手ごたえが感じられず、面白くないんですよね。

他のちょっと性能の劣る機体を使ってる方が楽しかった気がする。

 

だから、「人生の全てが自分の思うように進んだとしたら、何の面白みもないだろう」はなんとなくわかるような気がします。

人生も『エースコンバット7』と似たようなものかもしれない。

 

自分の「できなさ」を大事にしたい。

まとめ

著者のダメな部分がたくさん書かれている本書ですが、とても良い1冊でした。

自分のダメさに悩んだとき、また読みたい。

頑張らずに生きていこう。