【感想】『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』:結局、普通に働くのが一番ってことらしい

毎日毎時間毎秒「働きたくない」って思ってる僕ですが、『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』という本を見つけてついうっかり買ってしまいました。

まるで「1日たった30分で月収30万円!」という詐欺に引っかかって収入どころか借金を負ってしまったマヌケみたいな話ですが、実際にそんな感じになってしましました。

借金こそ負ってませんが、不意打ちをくらった感じです。

あのときはまだ、まさかこんな結末を迎えるとは思わなかった。

割と普通な仕事選びの3つの基準

本書にて紹介されていた、仕事選びの基準はざっくり書くとこんな感じ。

  • ストレスの少ない仕事
  • 興味の持てる仕事
  • 知識・技術の積み重ねが利く仕事

うん、普通・・・

なんだろう、この「全米で大ヒットしたあの肉料理が遂に日本上陸!」って銘打たれてる料理を見たらただのハンバーガーだった感じは・・・

よくある就活本とかインターネットのサイトに書かれてるのとほぼ同じじゃん。

タイトルで「んっ?」と思わせといて、内容はわりかし普通。

逆に普通過ぎて意表を突かれた。

 

ってか、そもそもストレスが多くて好きでもない、知識も何も身につかない仕事をわざわざ選ぶ人とかいないと思うの。

最低限、普通はこの3つの条件考えて就活するでしょ。

「はい、じゃあ皆さんはこれから仕事選びましょう。好きなの選んでいいですよー」って言われて、「じゃあ、この明らかにしんどそうで興味もクソほども湧かないし、キャリアップの可能性も0%のこの仕事にするー♪」って人おったらただのヘンタイでしょ。

そんなん絶対近づいたらダメなタイプの人じゃん。

まさにキング・オブ・社畜。

結局、普通に働くのが一番ってことですね

つまり、普通に仕事探して働くのが一番ってことでしょうかね。

奇をてらって変なことをしようとせず、オーソドックスでベーシックな感じで仕事を探せってことですね。

シンプル・イズ・ベストです。

 

結局、新しい働き方をパッと見つけ出す裏ワザなんてないから、地道にコツコツやってくことが大事って感じです。

実家が資産家で働かなくても不労所得で余裕とか、一芸に秀でててそれで食ってけるとかじゃなければ、普通にコツコツやってくのが一番なんですね。

何の取り柄もない人間は、普通にやってくのがベストです。

 

まさか、もうちょい楽な働き方できねえかなーって思って読んでたら、「真面目にコツコツ働け!」って言われるとは思わなかった。

まあ、それが真理ということなのでしょう。

悲しいかな、しんどいと思ってた普通の生き方が一番楽なんだとは。

面白い部分もあった

まあ、なんか散々なこと書いてきましたが、最初から最後まで普通のつまんない内容だったかって言うと、そうでもないです。

終盤はちょっとアレでしたが、序盤は結構面白かったです。

 

給料の決まり方には、「必要経費方式」と「利益分け前方式(成果報酬方式)」があるっていうところはなるほどなあって思いました。

成果主義を謳ってる多くの日本企業は、成果主義と言いつつもその実は「必要経費方式」で根本は年功序列の企業とあまり変わらないっていうところはいいところ突いてるなあと感じました。

 

また、企業は労働者の時間を買っているわけだから、作業効率を上げたところで早く帰れるわけじゃないってところも、普段思ってる「別に早く帰れるわけでもないのに、なんで効率化なんてせなアカンねん」ってモヤモヤをうまく表現してくれた感じです。

結局、頑張って働いたところで労働時間は減らない、という厳しい現実を目にしました。

つらいわー。

 

結論はありきたりでしたが、積み重ねを利かせやすくするために変化の比較的遅い業界を狙おう、っていう考え方は一理あるような気がしました。

変化の速い業界は、技術が刷新されるのが速いため積み重ねたものがパアになりやすいとのこと。

ワイ、変化が速いって言われとるIT業界におるんやが、これもう転職した方がええんやろか?

あとがき

意外性のある内容を期待してたら、意外にもありきたりな結論でした。

結局、普通に働くしかないようです。

しんどいですが、普通に生きるのが一番楽なのかもしれません。

人生に秘伝のタレはないっぽい。

 

「働きたくねー。楽して生きてー」ってダラダラしてたら「変なこと言ってないで普通に働いてきなさいっ!」って叱ってくる、カーチャンのような本でした。

カーチャンは厳しいなあ。