人生をゲーム化して楽しむための3つの要素を紹介する:『人生ドラクエ化マニュアル』

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こんにちは、ゲーム中毒のソーダです。

 

今回は、『人生ドラクエ化マニュアル』という本を紹介します。

なかなかパンチの効いたタイトルですが、内容は結構面白かったです。

 

本書では、元ゲームメーカー社員の著者が、ゲームの特徴を人生に当てはめて人生を楽しくするという、なかなか個性的内容になっています。

ちょっと変わった本ですが、ゲームに慣れ親しんだ人なら面白く読めるはずです。

 

ということで、ゲームのように人生を楽しむ方法はどういったものなのか、紹介していきます。

良かったら読んでってね。

ゲームの特徴とは何か

まず、ゲームの特徴についてみていきましょう。

 

本書から引用すると、ゲームとはこういったものです。

目的を達成するための

ルールに則った

との

楽しい闘い

参考:『人生ドラクエ化マニュアル』

ここに書いてある、目的、ルール、敵というのがゲームを構成する重要な要素ですね。 

 

例えば、本書のタイトルにもあるゲーム「ドラクエ」は、こういったものと捉えることができます。

アレフガルドの平和を取り戻すという目的を達成するための

ドラクエ独自のルールに則った

敵(スライム、ドラゴン、竜王など)との

闘いを楽しむゲーム

参考:『人生ドラクエ化マニュアル』

またこういったことは、ドラクエのようなゲームだけでなく、スポーツなどにも言えますよね。

スポーツも基本的に、あるルールに則って相手(敵)との闘いを楽しみ試合に勝つことを目指すものです。

 

そして、大事なのはゲームは楽しいということです。

多くの人は、この考えに同意すると思います。

ゲーム中にふと気づいたらもう何時間も経っていた、なんていう経験をしたことがあるのは僕だけではないはずです。

 

ということで、目的、敵、ルールの3要素をどう人生に生かしていくのか、詳しく見ていきましょう。

目的

3つの要素のうち、まずは目的について書いていきます。

 

やっぱり、目的が無いとゲームは始まりませんよね。

そして、目的を決める上で一番大切なことは、ワクワクするような目的を定めること。

本書の言葉を借りるなら、「自分自身がワクワクし、ロマンを感じ、実現したくてたまらない夢」です。

 

でも、ワクワクするような目的を持て、と言われてもなかなか持てませんよね。

ということで、本書に書かれていた目的の探し方を2つ紹介します。

 

1つ目は、過去に夢中になっていたこと、やりたくて仕方なかったことを思い出すことです。

やりたかったけど結局できずに終わったことで今でもやりたいと思えるようなことがあれば、それを目標にしてみるといいかもしれません。

 

2つ目は、大きい書店や図書館に行くこと。

大きめの書店や図書館に行くと、ありとあらゆるジャンルの本が所狭しと置かれていて圧倒されますよね。

そして、そういった空間をふらふらしてふと目に留まる本があれば、それが自分の目的のヒントになる可能性があります。

続いては、敵についてです。

 

敵と言えば、ゲームには必須の存在ですね。

本書で特に面白いと思ったのは、ゲームに配置される敵の強さに関して書かれた部分です。

 

多くのゲームでは、序盤は弱い敵、終盤は強い敵、といったようにゲームの進行(プレイヤーの成長)に応じて徐々に難易度が上がる仕様になっていると思います。

そして、このように適切な難易度の敵が配置されていることによってゲームは面白いものになっています。

ここで重要なのは、適切な難易度の敵を配置するってことですね。

 

例えば、最初の村を出たらいきなり裏ボス出てきてゲームオーバー、なんて状態だったら絶対に楽しくありませんよね。

逆に、ゲームの終盤になっても序盤に出てくるような弱い敵しか相手として出てこない場合も楽しくないはずです。

だから、人生においても自分の能力に見合った、適切な強さの敵を適切な場所に配置することが大切です。

 

そして、ゲームでは敵をゲームクリエイターやデザイナーが作るのに対して、人生の敵は自分で作ります。

というか、目的を設定したら自動的に作られます。

本書にはこのように書かれています。

  • 大きな夢を設定すれば、手ごわい敵が、いきなり自動生成され、眼前に出現してくる。
  • 小さな目標を設定すれば、弱い敵が自動生成され、出現してくる。

『人生ドラクエ化マニュアル』

 

このように、人生では自分の設定した目標によって敵の難易度が変化します。

例えば、受験のときに東大を第一志望にしたときと、どっかのFラン大学を目標にしたときでは、東大を第一志望にしたときの方が断然難しくなりますよね。

 

以上のことを考えると、自分の実力に合わせて、徐々に高い目標を設定していく感じですね。

本書では、ラスボス、中ボス、小ボス、ザコキャラといったような感じで目標を分けて設定していくと良いと書かれていました。

ザコキャラを倒しつつ経験値を上げて、段階的にボスに挑んでいくって感じですね。

ルール

最後は、ルールについてです。

 

どのゲームにもそれ独自のルールってありますよね。

それは人生においても同じです。

でも、ゲームと人生ではルールが全く異なっていることもあります。

 

例えば、ゲームでは敵との戦闘に勝った場合にのみ経験値が上がりますよね。

しかし、人生の場合は戦闘に勝っても負けても経験値が上がります。

だから、とにかく闘い続けることによって自分の経験値を増やすことができます。

 

これと同じことを、ハーバード・ビジネス・スクールのクレイトン・クリステンセン教授は『イノベーション・オブ・ライフ』という著書の中で、「経験の学校」という言葉で表現しています。

つまり、人の能力は人生における様々な経験によって開発されるということです。

クレイトン・M・クリステンセン (著), ジェームズ・アルワース (著), カレン・ディロン (著)

 

よって、それが命に関わるものでない限りは、何かやりたいことがあれば失敗するかどうかを気にせずにやってみるのがよさそうですね。

最後に:人生をゲームのように楽しもう

以上が、人生をゲーム化して楽しむための3つの要素でした。

 

ゲームの大切な要素を人生に当てはめていくという、ちょっと変わった本ですが、ゲーム好きにはなかなか面白い本なんじゃないかなって思います。

ちょっと変わった本を読みたい人にはおすすめです。

 

ということで、目的、敵、ルールの3つの要素をうまく利用して、人生をゲームのように楽しんできましょう。

僕は、とりあえず大型書店に行ってみようと思います。

 

続編もあります